芸術の秋

週末は台風でしたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

私の方は、9月頭で一度コンクールが終わり、忙しい時期が少し過ぎました。

また、冬にあるコンクールに向けて動き出したところです。

 

生徒の皆さんも、クリスマスコンサートで、普段の本からやらないお子さんは、9月中に始めてねということで、普段はやらないポピュラー物をやっている子もいます。

 

私の方は、少し前に、ダン・タイソンのコンサートに娘と行きました。

ダン・タイソンは、アジア人として初めてショパンコンクールで優勝した人です。

400席のホールでのコンサートでしたが、前半はラヴェル・ドビュッシー・フランク、後半はショパンというプログラムでした。

 

その少し前に娘が文化庁の無料招待で、オペラシティに2回前のショパンコンクール優勝者のチョ・ソンジンを聴きに行ったのでしたが、

物凄い難易度のプログラムを弾いたあとに、アンコールでショパンのスケルツォ全曲弾いたそうで、

やっぱ若くて体力もあるし、ほとんどミスタッチもなく、本当に凄かった!と言っていたのですが、

ダン・タイソンも控えめなプログラムながら、ものすごく良い音で良かったですよ。

子供たちが弾くような、遺作のワルツとかも弾いていましたが、本当に別の曲みたいに芸術作品でしたね。

 

冬に行ったツィメルマンもそうですが、もういわゆる巨匠みたいな人は、チョ・ソンジンみたいな若い方にはパワーは敵わないにしても、纏うオーラみたいなのが凄くて、その空間にいて、音楽を感じるというのが凄い貴重な体験だと思います。

 

この3連休は、娘たちの学校行事でして、上の娘はクラスでやるミュージカルがあり、見てきました。

私は、3公演中、2・3公演目を見てきましたが、3公演目は本当に素晴らしい出来で、バランスも完璧でした。

娘の学校では、高3の時に、脚本、演出、照明、音響、オーケストラ演奏、編曲、役者すべて生徒がクラスごとにやるミュージカル公演があります。

いつもは外の劇場でやるのですが、改修工事で学校のホールを使ったため、マイクはない、暗幕もない、スモークも焚けない、ソーシャルディスタンスでほとんど触れあえない、時間もコロナ対応でいつもより短くとかなり不利な条件だったようです。

娘のクラスは、同年代でもかなり有名な子たちが集まるクラスで、オーケストラはかなり豪華メンバーでしたし、役者もとても上手でした。

娘は、編曲を沢山、オケのシンセサイザーに時々、舞台監督という名の裏方何でも屋さんになっていたようです。

色々大変そうでしたが、この年の入学の子はコロナで学校行事が殆どできずにいましたから、出来て良かったなと思います。

 

次は、10月にある文化祭で、娘のクラスは全員演奏らしく、海外の国際コンクールに入賞するような特待生メンバーと20分のピアノ四重奏の演奏をするらしいのですが、みんな忙しくて次は前日に練習らしく大丈夫?と思っています。

今日もそのメンバーの一人は、ソロリサイタルしてますし、みんな忙しい。

 

そのあとは、3月に合唱コンクールがあるのですが、これも音高ならではで、課題曲も生徒たちが作曲して公募するんです。

今日、課題曲の公募締切日でした。

ソルフェージュがかなり出来る子たちですので、結構複雑な曲を初見で合わせて10日ぐらいで本番らしいです。

そのあと、高校生有志の室内楽演奏会があってもう卒業です。

 

下の娘も、入学して初めての公開での文化祭でした。

台風で後夜祭はできず、楽しみにしていた未成年の主張が見れなかったのが残念だったようですが、

娘のクラスは最優秀賞とグッドデザイン賞のダブル受賞だったと喜んでいました。

もうすぐ、広島と神戸に修学旅行に行きます。

本当は中2でオーストラリアだったのですが、コロナで行けず、国内へ。

娘は、偏食なので、ホームステイ先の食事を気にしていたため、国内になって喜んでます笑

でも、担任いわく、高校でもしかしたら海外かもとのことで笑

 

生徒さんの学校も、文化祭が出来たところが多かったようで、良かったです。

すこしづつ、もとに戻ってきているのかなと思います。

 

今週末は、上の娘と、バレエを見に行こうかと。

11月には、演劇のエリザベートも見に行きます。

ちょっと芸術に触れる秋です。

 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

フードワン裏・京王堀之内駅徒歩10分