ショパンコンクール

今日は秋晴れですね。

朝晩が寒くなってきました。

 

うちのウサギさん、5歳なのですが、もう私より年上のおじさんです。

でも、ウサギって、顔が人間から見ると本当にかわいいので、全然歳がいっているように見えない笑

毎日毎日、今日も可愛いね~♡と、ナデナデ。

親バカぶりを発揮しております。

 

本当は、犬や猫を飼いたいところですが、生徒さん、犬猫アレルギーの子が多いんですよね。

うちの家族は全員大丈夫ですが、人が沢山出入りする家なので、仕方がないですよね。

でも、音大の先生方、猫飼っている方多い気がします。

 

ウサギはじゃあ大丈夫なのかって話ですが、ペットショップで、うちのウサギのお世話を担当していた方が、

犬猫アレルギーらしいのですが、ウサギや小動物は平気という話を聞いて、お迎えすることにしました。

 

ウサギは声帯がないので、鳴けないのですが、とっても感情豊かな動物。

凄く懐いて、寄ってきてはナデてとアピールしてきます♡

隣に来ては、横でおとなしく寝ています。

私がレッスンしているときは、リビングとの境目のサッシ際まで来て、ずっとピアノを聴いています。

淋しいのかな。

5歳のおじさんになっても、癒しです♡

 

そんなウサギさんと共に、最近は、ポーランドでやっているショパンコンクールの映像を見るのが日課になっています。

時代ですね、LIVE配信されるんですよ。

ピティナとかもそうですけど。

 

今日あたりから三次予選が始まります。

日本人は5名残っています。

 

ショパンばかりこんなに聴くことがないのですが、コンクールですから色んな演奏があって面白い。

 

コンテスタントの中に、牛田智大さんという方がいて、

昔、顔は可愛くて王子様のようで、天使のような感じで、TVなどでも話題になった方がいるのですが、

浜松ピアノコンクールで2位になられて、若くして売れるとその後消えてしまう人が多い中、

消えずにここまでちゃんと弾けるようになって偉いなぁと思っていたんです。

 

今回、彼が大人になって初めてというぐらい久しぶりに一次予選を聴いたのですが、素晴しくてビックリ。

2次予選も、とても良かった!

バラード4番から舟歌に入る流れもちょっと驚きがあって心を鷲掴み笑

3次へは余裕と思ったら、なんと、3次へ進めず!

えええええ~!と思ったのは私だけ??

 

聴いているときに、ちょっとルバート(揺らすこと)多めではあるかなと思ったことと、

終演後の会場の反応が薄かったのが気にはなったけれども、

2次で落ちるような演奏ではなかったように思ったのですが。。。

 

録画なので、開場の生の響きは違ったのかな・・・・

 

コンクールってそういうことあるよね。。。。と痛感する出来事でした。

 

子供のコンクールなんて本当にしょっちゅう。

この夏のコンクールもそうでした。

 

子供は、ショックを受けてしまいます。

真摯に向き合って、頑張った結果が報われないので、

こちらも涙が出ます。

 

親御さんは胸が締め付けられる思いでしょう。

うちの娘、小6まで本当に、辛かった。

生徒さんが、どんどん入賞していく中、ひとり、奨励賞一つ頂けることがなかった。

私も沢山泣きました。

こんなに、やらせて何度やっても報われなくて、不憫で。

小5の時はショックのあまり、1年間あまりピアノが弾けなくなってしまいました。

でも、奮起してもう一度だけ頑張ろうと受けることにしたコンクール。

奨励賞でいいから下さいと、小6のコンクールは望んでいました。

コンクールで報われない時、先生は、コンクール弾きをしたら消えてしまう、

地道にやっていれば、長い目で見たらちゃんと弾けるようになるからと仰っていたけれど、

娘は辛かった。。。

でも、先生が大好きだった娘はに、先生は偉いね、上手よ~といつも褒めてくださってました。

先生のお言葉は重みがあった。

結果小6から受けているコンクールは、一つも入賞を逃してはいないです。

 

苦労して、続けていると本物になれると。

腐らず、努力すれば、いつか花が咲く。

大人は知っています。

どうか親御さんは、良いときも悪いときも変わらず、続けさせてほしい。

お金で買えない、その子の財産になります。

 

ショパンコンクールで3次に進んでいる、小林愛実さん。

彼女も、小さいときから、1位しかとったことがなく、桐朋でも特待生。

海外で受けたコンクールで、初めて3位になって挫折を味わったそうです。

そこからなかなかうまくいかなくて大変だったと。

前回の2015年のショパンコンクールでは6位入賞でしたが、

今回の演奏は凄く大人になっていました。

昔は体を揺らして感情を爆発させてるイメージですが、

全体を見渡すように、自分の音に耳を傾けて弾いているのが印象的です。

 

うまくいっている人だって、みんな努力している。

それを感じさせる、ショパンコンクールです。

 

皆さんものぞいてみてください☆

 

長尾ピアノ教室

東京都八王子市堀之内

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